お見合いで男性がしがちな失言について

お見合いで男性がしがちな失言について
7月に入って、対面のお見合いも少しずつ復活してきました。
現状はオンラインと対面と、お相手に合わせて選択できるようになっています。
今回は上手くいくと思ったお見合いが、男性の失言によって上手くいかなかったケースについてご紹介します。

プロフィールからの印象は最高

今回当相談所からお見合いが決まったのは、29歳の看護師をされている女性。お相手は35歳の会社員の方で、女性の希望以上の年収、そしてなかなかのイケメンと、これは上手くいくに違いないと感じられた組み合わせでした。
女性もお相手からお見合いの申し込みがあった時、即返答されていましたし、お見合いが決まった時は本当にうれしそうで、30代までに結婚したい!が叶うかもしれない、と当日を楽しみにされておりました。

楽しみにしていたお見合いの結果は…

お見合い終了後、管理ページに女性からのお見合いの結果が登録され、その答えはなんと
『お断り』
お相手の相談所にも理由を伝えないといけないため、女性に『お断り』の理由を聞いてみたところ、
最初はいい感じにお互いの趣味の話とかで進んでいたのですが、
仕事の話になった時に、
「看護師の仕事、ずっと続けていくんだよね?」
「僕は君のようにきちんと仕事を持って生き生き働いている女性が好き」

という風に、仕事を続けることを前提の話をされたとのこと。
もちろん、女性側は共働きすることには問題ないと思っていたものの、
もし子どもが生まれたら、しばらくは専業主婦をしたい、という願いがありました。
そこに、専業主婦を否定するような男性の発言もあり、この人とは上手くやっていけない、
という決断に至ったそうです。

褒めているようで落としていることに気づいていない

男性側からすれば、看護師という仕事を持ち、ある程度の収入を得ている女性を褒めたつもりなのかもしれませんが、ずっとその仕事を続けるかどうかは、女性側が決めることです。
男性は、お相手には共働き希望だったのかもしれませんが、少なくとも初回のお見合いで出す話題ではありません。
このように、言葉というものは発した側の思い通りにお相手が受け取るとは限りません。
裏を返せば皮肉に聞こえることもありますし、
誰かを貶めて持ち上げるような方法では、男性は褒めているつもりでも、
そのような形で褒められても嬉しくも何ともありません。

これは特に男性側に多い失敗ですので、お見合いの際は特に注意していただければと思います。